読み書きのつまずき対策と支援の視点(第1回 Part2)|ただの練習は逆効果?【豊中市】
「どうしても覚えられない」
「読むのがしんどそう」
「何度練習しても、すぐ忘れてしまう」
そんなときに大切なのは、“ どこでつまずいているのか ” を見極める視点です。
ただ繰り返す練習では、「またできなかった…」とお子さんが自信をなくしてしまうこともあります。
支援で大切にしたい3つの視点
1.どの力に困りごとがあるのか?
観察のポイント
・音?形?運筆? 感覚的な情報を細かく観察します
・「文字は見えているが読めない」→視知覚の課題
・「音はわかるが書けない」→運筆や記憶の課題
2.どこが得意なのか?
強みを見つけるヒント
・視覚的な記憶が強い? 耳で聞く方がわかりやすい?
・体を動かしながらのほうが覚えやすい?
・強みを足がかりにすることが支援の成功のカギ
3.どうすれば “ 楽しく・無理なく ” 取り組めるか?
取り組みやすさの工夫
・遊びや日常の活動に組み込んで、「やってみたい」を引き出します
・成功体験を積み重ねられる小さなステップを設定します
実際のケース例
●Aさん(小学2年生)の場合
・困りごと:ひらがなを何度練習しても覚えられない
・観察でわかったこと:耳で聞いた情報はよく覚えている(聴覚優位)
・アプローチ:文字を書くときに声に出しながら練習
・結果:1ヵ月で苦手だった文字の8割を習得
子どもは「できるようになりたい」と思っている
「読み書きは練習すれば伸びる」───確かにその通りです。
しかし、「その子に合ったやり方」で練習しなければ、効果が出にくく、むしろつまずきが深くなってしまうことも。
どの子も「できるようになりたい」と思っています。
だからこそ、その気持ちに寄り添って、その子の育ちに合った支援を考えることが何より大切です。
「ひらがなが苦手」「読むのが遅い」
───そんな “ つまずき ” にも、ちゃんと理由があります。
焦らず、ひとつひとつ「できること」を増やしていきましょう。
まずは今日から、お子さんが読み書きしている様子を、2~3日観察してみませんか?
どんなときにつまずくか、どんなときはスムーズかを記録してみると、支援のヒントが見えてきます。
【豊中市でお子様に合った「学び方」を提案します】
合わない練習を繰り返すのは、親子ともに苦しいものです。
ことばの教室コロレでは、お子さまの個性にピッタリの「これならできる!」という学習スタイルを言語聴覚士が一緒に見つけます。
今の練習方法に限界を感じている方は、お気軽にご相談ください。

